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  • 執筆者の写真Kotohime

桜姫東文章 下の巻

更新日:2022年4月23日


名作歌舞伎を映画館で見よう!

『松竹シネマ歌舞伎』シリーズ第38弾 下の巻。

坂東玉三郎と片岡仁左衛門の“人気コンビ”36年ぶりに復活。


僧・清玄は持っていた香箱の蓋から

桜姫の不義の相手として濡れ衣を着せられ、

寺を追われてしまう。

かつて愛した稚児・白菊丸の生れ変わりの

桜姫への執念を抱き続ける清玄は、今は病み衰え、

弟下であった残月と桜姫の局だった長浦のいる

庵室に身を寄せていた。

しかし、残月と長浦は、金欲しさに清玄を毒殺、

墓穴掘りとなった権助に後始末を依頼した。

そんな中、悪者に誘拐された桜姫もこの庵室につれてこられ、

思いがけない再会を権助と果す。

一途な桜姫は権助について行くが、非道なこの男は

桜姫を女郎として売ろうと企む。

一方、雷鳴で蘇生した清玄が戻って来て、

前世からの因縁を伝え想いを尽げようとするが

桜姫の心は動かない。

やがて揉み合う内に、出刃が喉を貫き清玄は息絶えるのだった。

権助は桜姫を女郎屋に売ることを決めて帰ってくる。

すると突然人魂が現れ、不思議なことに

清玄と同じ青あざが権助に浮かび上がったのだった・・・・・。


仁左衛門の早変りが見物です。

艶やかな日本の伝統美と磨き抜かれた“芸”で

描き出した名作歌舞伎。




4/29 ROAD SHOW

(C)松竹

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