☆役所広司 主演
清掃員として働く男が、再会をきっかけに
過去に目を向けていく様子を描いた人間ドラマ。
監督:ヴィム・ヴェンダース
1955年、イリノイ州・シカゴ。
夫の戦死以来、空軍で唯一の黒人女性職員として働く
メイミ東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)。
彼は淡々と過ぎてゆく日々に満足している。
毎日を同じ様に繰り返しているように見えるが、
毎日は常に新鮮な歓びに満ち、
まるで風に揺れる木のような人生である。
昔から聴き続けている
1970年代の洋楽をカセットテープで聴く。
ガラケーのケイタイを持ち、
小さなフィルムカメラで木々を撮る。
休日のたびに買う古本の文庫を読み耽る。。。。。。
そして、そんな日々の中でも、様々な人たちが関わっている。
好きな女の子を口説くのに懸命な同僚のタカシ(柄本時生)
家出して訪ねてきた姪のニコ(中野有紗)、
行きつけの小料理屋のママ(石川さゆり)とその元夫(三浦友和)……
ささやかな日常の幸せを淡々と描いたピュアな人生讃歌。
劇中の「朝日のあたる家」が胸に染みます。
12/22 ROAD SHOW
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