実際に起こった障がい者殺傷事件をモチーフとした
社会派サスペンス。
☆宮沢りえ×☆オダギリジョーが主役を務めた。
深い森の奥にある、重度障がい者施設。
ここで働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は
書けなくなった元・有名作家。
彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、
慎ましい暮らしを営んでいる。
施設職員の同僚は、作家を目指している
坪内陽子(二階堂ふみ)や、
絵が上手な青年さとクン(磯村勇斗)たちがいた。
そして洋子は自分と生年月日が一緒の入居者
“きーちゃん”と出会う。
光の届かない部屋で、ベッドに横たわったまま動かない
“きーちゃん”のことを、洋子は何故か他人に思えず
親身になっていく。
だが、その一方で他の職員による入居者への暴力や
ひどい扱いを目の当りにするが、施設長に言っても
一向に聞き入れてもらえない。
そんな理不尽な状況を誰よりも憤っているのはさとクンだ。
彼の中で増幅する正義感や使命感が、
やがて怒りを伴いいびつな形で頭をもたげ、
尽にその日がやって来た!
10/13 ROAD SHOW
(C)2023「月」製作委員会