この生きにくい世の中で、
母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。
7年前、夫・陽一(オダギリ・ジョー)を
理不尽な交通事故で亡くした田中良子(尾野真千子)は
中学生の息子・純平(和田庵)を育てながら、
施設に入所している義父の面倒もみている。
ブレーキとアクセルを踏み間違えて夫を殺した相手は
政府の上級官僚でアルツハイマーだったという理由で
逮捕されず罪にも問われなかった。
詫びの一言もない相手からの慰謝料は受け取らず、
一人がんばって来た良子だが、
コロナ禍で経営していた喫茶店は破錠。
今は花屋のバイトと風俗店で
仕事を掛け持ちする日々を過ごしている。
家計は当然苦しいのに、事情を知らない同級生から
純平はいじめにあっていた。
いじめの事実を知り学校の教師に抗議をするが
対応はよくなかった・・・。
そして良子にも手痛い裏切りが待っていた。
世間の冷たい風にさらされながら、
それでも良子と純平は懸命に生きていく、
そして絶対に手放さないものが彼らにはあった・・・。
社会的弱者として世の中の歪みに翻弄されながらも、 たくましく生きる母と息子を夕焼けが茜色の希望を灯す。 石井裕也監督の感動ヒューマンドラマ2時間24分、 是非御覧ください!
5/21 ROAD SHOW
(C)2021「茜色に焼かれる」フィルムパートナーズ
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