『ムーミン』の原作者として知られる、
フィンランドの作家トーべ・ヤンソンの半生をつづった作品
1944年ヘルシンキ。
戦時中、防空壕の中でおびえる
子供たちに語った物語からムーミンの世界を作った
トーべ・ヤンソンは、やがて戦争が終ると
爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮し始める。
それは著名な彫刻家で厳格な父との距離を置くためで、
保守的な美術界との葛藤の中で満たされない日々を送っていた。
だが、政治家でジャーナリストでもある恋人アトスとの逢瀬や、若き芸術家たちとのパーティや交流を経てトーべの思いは
ムーミンの物語とともに大きく膨らんでゆく。
そんな中、舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーと出会い
激しい恋に落ちる。
激情の中、ムーミンの物語そしてトーべ自身の運命が
大きく動き始めたのだったーーーー。
芸術家の情熱的な性と生き様が、
北欧ならではの細部にまで凝ったインテリアと
町並の中で際立つ『ムーミン』誕生秘話。
10/1 ROAD SHOW
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