坂東玉三郎と片岡仁左衛門が36年ぶりに共演を果たした
あの名作歌舞伎を映画館で見よう!
『松竹シネマ歌舞伎』シリーズ第38弾。
鶴屋南北原作:恋の因果を描いた、
歌舞伎史上最もスキャンダラスでドラマチックな物語。
僧 清玄は、稚児の白菊丸と道ならぬ恋の果て
心中を図るが、一人生き残ってしまう。
それから17年後、高僧となった清玄は
17歳で出家を望む桜姫と出会う。
彼女は生まれつき左手が開かず、家宝の"都鳥の一巻"が盗まれ
父も弟も殺されるという不幸に見舞われていた。
清玄の手によって剃髪し、尼になろうとしている桜姫。
ところが姫が念仏を授かると、途端に左手が開き
〈清玄〉と名が記された香箱の蓋が・・・・・・
桜姫は白菊丸の生まれ変わりなのか・・・・・・。
一方、桜姫には秘密があった。
かつて暗闇の中で自分を犯した男の子どもを密かに産み落とし、
今でも一夜の甘美な思い出として、その肌が忘れられずにいた。
そしてある日、腕に鐘の刺青がある釣鐘権助と出会う。
権助こそ桜姫が思い続けてきた相手。
出家の意思は固かったはずの桜姫だが、
再びその身を権助に委ねてしまう・・・・・・。
磨き抜かれたの“芸”乱舞、艶やかな衣装の数々は
日本の伝統美です。
いつまでも大切にしたいですね。
4/8 ROAD SHOW
(C)松竹