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執筆者の写真Kotohime

ボクたちは みんな 大人に なれなかった


文通で知り合い、公衆電話に10円玉を入れて

デートの約束をしていたあの頃から、

SNSで瞬時に繋がってしまう現代まで・・・・・・

バブル崩壊後の90年代からコロナ禍で

人との関わり方が一変してしまった2020年まで、

テレビの美術制作会社で働くボク=佐藤の恋愛ストーリー。



2020年、東京・新宿。46歳の佐藤(森山未来)は

コロナ禍で閑散とした夜の路上で、

かつて長い時間をともにした七瀬と再会・・・・・・

1995年、ボクはかおり(伊藤沙莉)と出会い、

生まれて初めて頑張りたいと思いがむしゃらに働いた。

「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。

彼女の言葉に支えられマスコミ系の仕事に転職をした。

普通を嫌う彼女のために。

1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、

唯一の心の支えだった彼女はサヨナラも言わず去っていった…。

志した小説家にはなれず、

ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、

時間だけは等しく過ぎて行った。

そして2020年。

社会と折り合いをつけながら生きてきたボクは、

旧友との偶然の再会をきっかけに、

二度と戻らない“あの頃”を思い出す・・・・・・


あの時も、あの場所も、あの人も、

すべてが今の自分に繋がっている。

作家・燃え殻が2016年に発表したデビュー作品の映画化。




11/5 ROAD SHOW

公式サイト:https://bokutachiha.jp/

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