20世紀、フランスの架空の街にある米国新聞社の支局の
「フレンチ・ディスパッチ」誌は、
幅広いテーマで深く切り込む人気雑誌。
ところが編集長(ビル・マーレイ)の急死で、
遺言により廃刊を迎えることに。。。。。
人気雑誌の最終号を飾った一癖も二癖もある
才能豊かな編集者たちの1つのレポートと
3つのストーリー。。。。。
【自転車レポーター】
編集長が愛した古びた石建りの懐しい街。
だが、夕暮れ時には売春婦や男娼が姿を表す怪しい地区もある。
向う見ずな記者サゼラックは、
果敢にも自転車でこの地区を潜入取材。
【確固たる名作】
懲役50年の刑に服する殺人犯モーゼスは、
女性看守シモーヌをモデルに絵画を描き始める。
それに目を付けた美術商のカでモーゼスは
一躍美術界のスターに、
だが彼はある時から一つの作品にかかりきりになり、
数年ぶりに発表した新作はとんでもない衝撃作品だった。
【宣言書の改訂】
学生運動のリーダー・ゼフィレッリ(ティモシー・シャラメ)は、
両親の友人でジャーナリスト魂を貫く
ルシンダ(フランシス・マクドーマンド)に
宣言書の校正を頼む。
ルシンダも学生運動の記事を書くためゼフィレッリを取材する。
【警察署長の食事室】
記者ローバックが警察署長のお抱え天才シェフ・
ネスカフェを取材しようとした夜、
署長の息子が誘拐されてしまう。
署長の命を受けたネスカフェは
犯人一味のアジトでー世一代のディナーを振る舞うが・・・。
「グランド・ブタペスト・ホテル」の
ウェス・アンダーソン監督が
フレンチ・カルチャーと活字文化に捧げるラブレター。
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