➖“特別処理室”での監禁生活を支えたのはチェスの本だった➖
オーストリアの作家シュテファン・ツヴァイクが1942年に
発表し、命をかけてナチスに抗議したベストセラー小説が原作。
ヨーゼフ(オリヴァー ・マスッチ) はウィーンの公証人。
妻と舞踏会を楽しむ富裕層。
しかし、ヒトラーの侵攻により、オーストリアは併合され、
公証人として貴族たちの財産を管理していた彼は
秘密国家警察ゲシュタポに突然拉致されてしまう。
ゲシュタポのフランツから貴族たちの銀行口座を教えるよう
迫られた、ヨーゼフだが、
「なんの話だかわからない」と答えると、
そのまま“特別処理室”に監禁されてしまう・・・・・。。。。。
家具以外何もない一室で彼は精神的な拷問を受け
衰弱、錯乱するが、一冊のチェスの本を手に入れ、
そしてチェスの世界へのめり込んでいく……。。。。。____ヨーゼフは久々に再会した妻とともに
アメリカへと向う豪華客船に乗っていた。
船内ではチェス大会が開かれていて、
ナチス監禁中に覚えたチェスの腕を見込まれ、
ヨーゼフはチェスの世界王者と対戦することに。
だが、彼はどうやってナチスから逃れたのだろうか・・・?
その謎が、チェスの白熱戦とともに
明らかになっていく。。。。。
物語の進行が巧みで“心”がとても苦しくなります。
命をかけてナチスへの抗議を執筆した作品には
時代を越える強いメッセージ力が!
7/21 ROAD SHOW
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