13歳の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみサンを中心に、
拉致被害者とその家族の苦悩を描いた作品。

新潟県の中学校に通う横田めぐみ(笠菜月)は、
部活からの帰り道に拉致され北朝鮮へと連れていかれる。
この頃、北朝鮮の謀報員が密入国して、
数多くの日本の若者たちが拉致されていた。
めぐみは朝鮮語を覚えたら
日本に帰してあげるという言葉を信じ必死に勉強したが、
18歳になった時、その約束が嘘であったことを知り
精神が破錠してしまう。
一方、日本に幼い子供たちを残して拉致された
22歳の田口八重子は、若い女子工作員キム・ヒョンの
日本人化教育の教師となり彼女とは心を通わせていくが、
キム・ヒョンは後に大韓航空機爆破事件の実行犯となった。
日本では、めぐみの父・滋(原田大二郎)と
母・早紀江(石村とも子)そして支援者たちが
必死の署名活動を続けていた。
監督・脚本:野伏 翔
本作は拉致問題を世界に訴えようと 2010年から全国各地で上演されてきた同タイトルの映画化。 5000人越の支援者とクラウドファンディングで製作された意欲的作品。

2021/2/19 ROAD SHOW
(C)映画「めぐみへの誓い」製作委員会