明治時代の福井県を舞台に、
今では日本産メガネの95%を生産している同地の
メガネ産業の礎を築いた人々の
情熱と愛を描いたヒューマンドラマ。
明治37年、福井県足羽郡麻生津村の庄屋の長男・
増永五左衛門(小泉孝太郎)と結婚したむめ(北乃きい)は、
育児と家事で忙しい日々を送っていた。
そんなある日、大阪で働いていた五左衛門の弟・
幸八(森崎ウィン)が帰郷し、村をあげて
メガネ作りに取り組まないかと持ち掛ける。
その頃、メガネはまだほとんど知られていなかったが、
活字文化の普及により今後は必需品になり、
成功すれば、冬は収穫のない農家の人々の暮らしを
助けることができるという。
初めは反対していた五左衛門も、視力の弱い子どもが
メガネをかけて喜ぶ姿をみて挑戦を決め、
村の人々を集めて工場を立ち上げるが・・・・・。
作家・藤岡陽子が史実を基に綴った同名小説が原作。
「おしょりん」とは
田畑を覆う雪が固く凍った状態を指す福井の言葉。
「おしょりん」になれば、
回り道しないで好きな所へまっすぐ行ける。
いくつになっても、どんな時も夢を目指そうという
熱い挑戦と絆で結ばれた人々の愛の物語。
11/3 ROAD SHOW
(C)「おしょりん」制作委員会
Comments